無料メール講座の【敏感気質HSPのための神経セルフケアレッスン】に、
子どもとずっといるときにイライラするのは、自分が悪いんじゃなくてHSPだからだと気づけた。 境界とダウンタイムをしっかりさせなくちゃと。
という感想を頂いたと先日書きました。
自粛期間中、
やんちゃなお子さんとべったり家で一緒にいることに
イライラしていたそうです。
そしてそういう自分に対して
いつのまにか罪悪感を抱えていたんですよね。
ずっとモヤモヤしていたけれど、
心身ともに適切な距離感が保たれていないとイライラするんだわ!と改めて実感。私、悪くない!
とのことだったんです。
とても大事な気づきだと思うので、今日はこの話をもう少し詳しく。
HSPの境界が弱いと現れる、負のサイクル
HSPの疲れに関係するのは、罪悪感と境界と回復。
という話をレッスンの中でしています。
今回はメールレッスンを読んでいただいて、
- イライラしてしまうことに【罪悪感】があった
- でも【境界】が保ててないからイライラするんだ
- 私、悪くない!
という気づきがあったわけなのです。
一度こうやって気付いてしまえば
イライラ・モヤモヤの負のサイクルをぬけることができます。
- 【境界】を作ってダメージを受けすぎないようにする
- 【回復】してくるのでイライラしなくなってくる
- 子どもも怒られずに済み、みんなハッピー!
というポジティブなサイクルに変換できますね。
では、どんな風に境界を作っていきましょうね。
HSPの境界づくりのヒントは、自分の聖域を守ること
人との境界を作る方法はいろいろありますが
彼女の境界作りはちょっと私の予想とも違いました。
ご自身が何を大事にしているかに気づき、
自分なりの「境界」を作り上げたことを教えてくれました。
大変おもしろいと思って、許可を頂いて転載します。
早速、私のソファー(聖域!!)に並んでテレビを見るのを止めさせました。
ソファーの下に座布団を用意し、ここに座らなければテレビ禁止令!(笑)
これだけでも、身体的接触が減った!
自分が安心できる境界を作ることで、自分の聖域を守る
思わず「ポイント!」と囲んでしまいましたが、
この感覚は大事だと思います。
具体的に「場所」だけが聖域なのではなく
自分を守るアイテムを持ち歩くことでも
自分の安心できる領域が守られる感覚を持てるはず。
聖域を守る、持っていたい意識です。
そして、境界を作りながらも拒絶はしていないのですよね。
彼女にとっては「ずっと触られてないこと」で少し回復できて
お子さんは「ママのそばで一緒にTVを見ること」で満たされて
お互いの安心感を守りながら一緒にいられる工夫。
HSPさんらしい心遣いも見られつつ、
ママの聖域(ソファ)に関しては妥協しない境界線!
さらに
破ったらペナルティとしてテレビ禁止。
この明確なルール作りも、いいなと思いました。
HSPの境界は、人とつながるためのフィルター
こういう工夫を聞いていくと、
境界とは、自分を守って内側にこもることではない
と改めて感じます。
家族との間にさえ境界を引くことに、
躊躇することもあると思うのです。
でも家族であっても、家族だからこそ、
適切な距離感が必要な時代なんです。
HSPの境界は、人とうまくつながるためのフィルター。
刺激を減らしたうえで、相手と心地よく繋がる工夫。
ちょうどよい境界を持つことに
罪悪感は持たなくて大丈夫ですよ!
人との距離感がうまく保てない
疲れてしまいがち、と感じているなら
こちら↓もぜひお読みください。
無料メール講座
【敏感気質HSPのための神経セルフケアレッスン】