低学年不登校HSCの軌跡 9)3年経って大事だと思うこと

不登校3年経って大事だと思うこと HSP/HSC

低学年でなくなってしまった息子の不登校について
一度ここでまとめておこうと思ったシリーズ。

3年分と思ったら、結構長くなってしまいましたが
書いてスッキリ。誰かのお役に立ちますように。

まとめると
我が家の小学校低学年不登校ライフは

最初の1年にひたすら悩んで悩んで
次の1年でかなり試行錯誤をして
3年目はようやく調子が出てきて
ハイブリッド型不登校に落ち着いた。

という経緯でした。

最後に、3年経って大事だと思うことを書いてまとめとしますね。

大丈夫だってホント?と思ったけど、ほんとです。

もうね、ほとんどの母がそうだと思うんですけれども
不登校・行き渋りが始まったときって
青天の霹靂で、「まさかうちの子が!」で、
誰が悪いの!何が悪いの!まさか私が???みたいな
混乱を極めた状態に突入するのですが。

色々調べていくと大体、不登校でも大丈夫とか
やがて落ち着いて動き出すから休もうとか
体験談経験談に出会うことができると思います。

「ほんと?」「ほんとにほんと?」

って渦中では本当に信じられない。
子どもは荒れるし、
原因はわからないし対策もわからないし
自分は責められている気がするし
そして日常生活ががらりと変わってしまうし。

でもね、ほんとにほんとなんですよ。

大丈夫ったら大丈夫。
学校にちゃんと通わなくても、育っていきます、こども。
とんでもない生命力の塊だから。

だから私たち大人は、心を落ち着けて身体を落ち着けて
彼らが生きていく力をサポートするだけでいいんだって
3年経って本当に思います。

でもこれってある意味答えだけれども
経験しないときっと全然腑に落ちないので、
七転八倒して親子で取り組んでいきましょう。
一緒に悩んだ親子の絆は、世間一般に比べて強くなりますし。
いいこともある。きっと大丈夫。

ああー、悩んでたなぁーーって思える日が
きっと来ると思います。

いや、実際問題今も色々調整は多いし
大変は大変なんですが
でもあんなにこの世の終わりみたいに感じてません。
孤独でもないし混乱もしていないのです。

運動・栄養・エネルギーサポートに取り組むこと

8)でも書いたように、
息子がかなり変わったきっかけになったのは
我が家の場合は
ニュージーランドフラワーエッセンスでした。

もしもお子さんがHSCで

  • 学校に行くたびにとにかく疲れてしまう
  • エネルギーの回復が追い付かない
  • 学校で自分らしく振舞えていない(不安が強い
  • 人との境界が弱い

と悩んでいる方がいたら、ぜひお勧めしたいです。
少しずつ飲み続けることで、気力・エネルギーをサポートしてくれます。

8)エネルギーが底上げされて好循環へ
でも引用したけど、こんな感じです↓。

敏感で疲れやすい子HSCのフラワーエッセンス実例
ひといちばい敏感な子、HSCには、心の奥に繊細な刺激を与えるフラワーエッセンスがよく合います。 NZフラワーエッセンスなら、FERNやTREEシリーズを勧めたいと書きましたが。 具体的にどうなるのかわかるといいなと思いまして...

息子は最近は元気なので、もうめったにエッセンス飲んでないです。
サプリのようにずっと飲むというわけでなく自分の力を引き出す感じです。

もしHSCの敏感性よりも
発達の凸凹の方が悩みの種だとしたら
(グレーゾーンと言われる人もたくさんいますね)

  • 栄養療法(タンパク質と鉄、メガビタミン、藤川先生)
  • 運動療法(原始反射の調整、ブレインジムなど)

を調べてみるとよいと思います。

私はこちらは詳しくはないのですが、
本を読んで学習したり勉強会に参加したりして
家で取り組んでいました。
(教室などもありますが息子は嫌がるので行かれず)

1-2か月の劇的な変化ではなかったのですが、
続けることで身体のコントロールがスムーズになって
不器用さが減ったり、緊張感が薄れたと思います。

不登校相談となると、
心理カウンセリング的なものが多いと思いますが
運動・栄養・エネルギー、大事だと思います。

学校に行くか行かないかより、
本人が心身共に元気でいられるかどうか。
そういう視点でいろいろ取り入れてみるとよいと思います。

敏感な子供の心の土台を育てるのに必要なこと

もちろん、そういうサポートだけでなく

  • 安全に守られる安心感で休息・回復すること
  • どんな自分にも自己肯定感。罪悪感を持たないこと
  • 人との境界の取り方を実践で覚えていくこと

というベースが大事かなと感じています。
低学年不登校の子は特にHSCが多いと思うのです。

学校自体が苦手で、逃げ出したくて
でもそんな自分にとても傷ついている。

そんなHSCの息子だけでなく、
HSPである私にとっても大事なこと。
回復・境界・罪悪感は
HSP/HSCにとってずっと取り組む必要があること。

セラピーとかサポートを受けるだけじゃなくて
自分たちの中に落とし込んでいく必要があると思います。

当たり前なんですけどね。
でも場当たり的に解決策を探したくなるじゃないですか。
それもしつつ、セルフケアを心に落とし込んでいくこと。
それを伝えたいなぁと思っていて。

HSPメッセンジャー講座で学んだことなども取り入れて
HSPのための神経セルフケアレッスン
という無料メール講座を作りました!

  • HSCの気持ちを理解するのに役に立った!
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敏感気質HSPのための神経セルフケアレッスン(無料メール講座)
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学校には行くべきなのか?

最後に、不登校が低学年で始まったからこその悩みについて。

この子は学校そのものが合わないのではないか?
学校に行くべきなのか?

これは途中から行けなくなった子とはちょっと違う悩みかもしれません。
(ずっと我慢してて高学年で行けなくなることもあるとは思いますが)

 

学校は、もともとそんなに苦手ならば、
正直言っていかなくてもいいのかもしれません。

今は不登校への理解も年々高まっているし
オンラインでもなんでも学び方はたくさんあるし
人とのつながりも学校以外でも作れる。

そして将来の不安に関して言えば、
不登校初期はともかく今はあまり感じていません。

日々を安心して元気に過ごし、
自分に対する否定感・罪悪感がなく、
家族以外の他者とも交流できる力があれば。

いつか準備が整ったときには飛び立っていくんだろうなと思っています。

だから、学校はきっと行かなくても大丈夫、が私の答え。

ただ、今のところ行っている子が大多数なので
「学校なんてろくでもない!」
という立ち位置は取らない方が生きやすいと思います。

うちの子には合わないしくみだから、行かない。

それでいいのかなと。

学習・運動・社交性・自尊心の4つが
満たされて発達できる環境が別途あればいいと思います。

 

しかしうちの息子に関して言えば
兄弟や幼馴染が近隣の小学校に行っているので
「自分もそこに所属している」という意識が持てたら
いいと思い、学校という選択肢を親のエゴ的に捨てきれず、

色々と試行錯誤した結果の
ハイブリッド型不登校、ハイブリッド型ホームスクーリング。

我が家はこんな風に
学校とつながりを保ち続けながら過ごしています。

息子と私のこれからのこと

息子はこれからもこんな風に高学年を過ごし、
中学入学前にはまたフリースクールなども
検討していくのだろうと思っています。

ただし、やっぱり普通に学校に行く、
なんて本人が思い立ったらそれもあり。

親の考えた見通しは常に裏切られる(良くも悪くも)
というのがこの3年間での学びでした。

 

そんな敏感な息子をサポートしつつ
境界を越えて彼の人生に踏み込みすぎず
私も自分の人生を生きなくてはとも感じています。

セラピスト的な道に今戻ってきたことも
息子の不登校という3年間があったからこそでもあり
人生っていつも
不思議な道を用意してくれているなと思います。

 

もし、学校に行かない子がいて今ちょっと
苦しみの渦中にいて
話を聴いてくれる相手が欲しいとかありましたら、
セッションなり、お茶会リクエストなり
お気軽にご連絡ください。

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月1-2で送っていますので、メール返信でお話しかけください。

そんなこんなで色々と、この記事下のリンクご覧ください。

ここまで長い長い記録9回分を読んでいただいて
ありがとうございました!

もしいま学校が苦手でも
すべての子供と母が笑って過ごせますように。

 

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