占星術アロマテラピーのセッションでは、今の悩みや望みについてお話を聞きながら生まれた瞬間のホロスコープ(星の配置図)も使っていきます。
自分の内なる星を使えているかな?と照らし合わせていくのです。
- 月と太陽のどちらもバランスよく使えているか?
- 水星・金星・火星など個人の生き方をサポートする星々はどうか?
- より遠くの木星から冥王星からの影響は出ているか?などなど占星術のメソッドに基づいて、人生の設計図をよりよく使う可能性を一緒に考えていきます。
そして、こういった対話型・カウンセリング形式の選び方と合わせて、セッションではアロマリーディングをご自身でしていただいています。
アロマリーディングって何?
アロマリーディングとは、いくつかの精油ブレンドの中から自分自身で『必要な香り』『自分をサポートする香り』を選びとること。
リーディングというと、直観的に閃いたり何かメッセージが聞こえたりちょっと特殊な能力の気がするかもしれません。
難しそう、できないかも、と思いますか?
大丈夫です。アロマリーディングなら嗅覚を使うことで直感・本能・潜在意識といったものに自分で簡単にアクセスできます。
アロマリーディングのやり方は?
まず占星術的に選ばれた精油ブレンドを試香紙に垂らし、心を静かにして香りを吸い込みます。
質問はシンプル。
この香り、好きですか?
どんな感じがしますか?
どれが何の香りかわからない状態で、嗅覚と感覚だけで好きな香り、気になる香りを絞っていきます。
そうやって選んだ香り。
これが潜在意識・直感・本能的に今必要だと選んだ香りなのです。
好きな精油の組み合わせを最終的に決めた段階で、アロマリーディングのリーディング(ややこしいですね。)
どの星・星座のブレンドが選ばれたのかをお伝えし、どんなメッセージなのかを一緒に読み解きます。
香りで潜在意識とつながるってどういうこと?
香りで潜在意識とつながることができるというのはあまり知られていませんが、アロマセラピーのテキストにも同様のことが書いてあります。
人間の五感の中で、嗅覚は特殊な感覚です。
他の感覚は大脳新皮質を経由してから知覚されますが、香りを感じる嗅覚だけは大脳辺縁系に直結。電気信号に変換され、脳の中でも本能的な部分をつかさどる視床下部・扁桃体・海馬などにダイレクトにつながっているのです。
ある香りによって懐かしい記憶をパッと思い出したこと、ありませんか?
プルースト効果と呼ばれる現象です。これも、記憶と情動をつかさどる海馬や扁桃体へ香りが『思考を経由せずに』つながる直感的な感覚だから起こるのです。
自分の「頭の声」ではなく「心の声」を聴きとるのに、香りの好き・嫌いはかなり役立ちます。
好きな音・色・味・手触りなどももちろん大切にしてしかるべき。ですが、香りには脳科学的に考えてもアドバンテージがあるので、アロマリーディングは自分の感覚とつながるのにとてもオススメな方法なのです。