ひといちばい敏感な人、HSP・HSC。
メディアや書籍、TwitterなどでHSPが取り上げられることが増えてきました。
「私もHSPだろうか?」と考えている人も多くなってきていますね。
HSP提唱者アーロン博士作成の23チェックリストを使えば、自分や子どもが「ひといちばい敏感な人」かどうか自己判断できます。
でも、HSPだと分かってそのあとどうする?というところが悩みどころです。
お勧めするのは、もう少し自分を知ること。HSPの中でも自分はどんなタイプかがわかると対処もしやすくなりますよ。
[box05 title=”HSP/HSCかなと思ったら”]
- チェックリストをやってみる
- HSPの中でも3つのタイプを知る
- 人とHSP体験をシェアし合う
[/box05]
この2つで、「自分の中のHSP」ともっとうまく付き合えるようになりましょう。
HSP・HSCかをまずチェック!
自分や家族がHSP・HSCかどうかを判断する方法は結構かんたんです。いろいろなサイトにチェックリストが載っていますが、本家本元のサイトをご紹介します。
23個のHSP/HSCチェックリスト
>>HSPチェックリスト(アーロン博士ウェブサイト)
HSP提唱者のアーロン博士が作った敏感性をチェックするリストです。
23個の過半数、13個程度当てはまれば確実にHSPだと思われます。
少なくても程度が強い場合はHSPかもしれません。(この辺は主観テストなのであいまい)
>>HSCチェックリスト(アーロン博士ウェブサイト)
同じく。子供用に質問内容が変わっています。
やっぱり半分以上あればHSCだし、少なくても強く感じるものがあればHSCの可能性が強いです。
HSP/HSCの確信が持てなかったら?
チェックリストがほとんど〇だった場合、明らかにHSP。
しかし判断が難しいのは「数としては半分以下なんだけれども一部についてはひどく敏感」というときですね。
私自身も、いくつか敏感性はあるが人に共感して泣きたくなったりはしない等、自分が本当にHSPなのか少し疑いがありました。
一部についての敏感性が高い人には、HSPチェックリストのあとにHSPを3つに分ける考えを知ることがとても役に立つのです。
HSPの3タイプ:感覚系・共感系・洞察系
HSP未来ラボ(皆川公美子さん主催)では
HSPを感覚系、共感系、洞察系に大きく刺激のタイプを分けています。
- 感覚系:五感が特に敏感なタイプ(音や光など)
- 共感系:人の感情に特に敏感なタイプ(場の雰囲気や言葉など)
- 洞察系:物事のしくみや本質に敏感なタイプ(環境や芸術など)
スパッと3つにわけられるのではなくて、
3つの系統で同じくらいの敏感さを感じる
というバランスの人もいれば
感情面はすごく気になるけれど他はあまり、、、
と感じる人もいます。
この違いが、HSPチェックリストの一部が偏っている状態です。
本当に敏感かなぁ…と迷ったら、程度の軽いHSP/HSCなのかなと考えていいと思います。HSP向けのアドバイスや対策が上手くはまるかもしれないし、かといってあまり神経質になるほどではない。
そんな理解でいいと思います。
「自分が何にどれほど敏感だかよくわからない」と感じることもありますよね。
人よりも敏感って言っても、「人」って誰……というか。
そんなときにはですね、同じく敏感性を持っているHSP当事者さんやHSC保護者さんと話してみるのがお勧めです。
他のHSPやHSC保護者との体験シェア
HSPについての情報は今だんだん増えてきています。書籍やネットで情報を集めてやっていくのももちろんあり。
でも、同じようにHSP/HSCだという人たちとお話してみると自分の敏感性がよりよくわかるのです。
同じようなことで困っていたり、逆に自分とは全く違うものに苦手を感じる人がいることも知ったり。活字からでは伝わらないHSP的な感覚をシェアすることで自分理解が進みます。
もちろん、そういった考察の場としてだけでなく、ただただホッとする場としても。
HSP交流、とても落ち着きます。HSPという言葉に出会って「自分だけじゃない」「おかしくない」とホッとしたもの同士、なごみの空間になるのです。
そんなHSPのシェア会・交流会。HSPメッセンジャー講座で提供できる資料なども頂いているので、3月から定期的にやっていけたらいいなと考えています。少人数でこじんまりと話し合えたらと思っています。
初回、概要決まりました。
HSP・HSCお茶会
【日時】2020/3/6金 10:30-12:00
【場所】新宿駅近カフェ
【人数】4名まで
お申し込みは、下記ページから。