HSP/HSCの休息・ダウンタイムを後押しする自己回復力サポート

HSP・HSCは、神経への刺激に敏感で、刺激レベルを調整する必要があると前回書きました。

刺激でダメージを受けすぎた時は、HSP/HSCには境界と休息(ダウンタイム)が必要になります。

では、しっかり休息すると何が起こるのでしょうか。

自己回復力、自己治癒力。自分で心身を回復する力が戻ってくるんです。

今回は、
HSP/HSCをケアするなら自己回復力をサポートしていきたい。そしてフラワーエッセンスならこんな風に。というお話です。

刺激的な環境で疲れているHSP/HSC

例えば、敏感な子が学校などで苦手な環境にいるとします。
過剰な刺激は避けたいと言っても、避けられない環境です。

帰ってきた後は

  • ぐったり疲れて何もやる気が起きない
  • 昂ったままの感情を持て余し、癇癪をおこしがち
  • スマホやTVゲーム等に静かに没頭してしている

こんな風になっていることが多いと思います。

見ていて心配になったりイライラしたりしてしまいそうですが、叱っても悪循環。刺激から回復している大切な時間です。

(大人のHSPも同じように、家でぐったりかイライラ状態になることがありますね。)

ダメージからの回復が追い付かないと

外部からの刺激によるダメージが強すぎる場合には、登校自体を嫌がるようになることもあります。

完全な不登校でなくても、疲れた時には学校や習い事を休ませる対応をとっているご家庭も多いと聞きます。それで回復が間に合う場合もあれば、いよいよ休んでばかりになることも。

こうなってくると周りからは甘やかしではないかと言われることもあるし、本人にも罪悪感や不甲斐なさがあったりして葛藤しますよね。

HSP/HSCは見かけ以上のダメージを受けています

もうちょっと頑張って環境に慣れれば大丈夫だろうか、頑張るべきなのではないか、と思い悩むかもしれません。

でも、そっちの方向へ進むべきではないのです。

『神経に受ける刺激ダメージ>回復する力 』という状態のままだと、頑張れば頑張るほどダメージは蓄積されてしまいます。

刺激ダメージは外からよくわからないものなので理解されにくいですが、HSP/HSCが感じるダメージは、その他80%の人(非HSP)と比べて10-100倍ともいわれます。

周りの人を基準にしても、つらくなるだけなのです。

目指すべきは『回復力>ダメージ』

『回復する力>神経に受ける刺激ダメージ』となることを目指してケアしていきましょう。

そこまで立て直すのは甘やかしじゃなくて必要なケアですから。

  • 刺激との接触時間を減らす
  • 回復の時間を増やす

時間的なことを考えればこうですよね。
回復時間、休息時間。本当に大切です。

  • 刺激ダメージへの耐性をサポートする
  • 回復する力をサポートする

こういう方向性もありますよね。

でも繰り返しますが、「刺激に慣れることで耐性が上がる」というのは、いきなりやろうとすると逆効果になることが多いです。

回復する力を底上げする。そちらをまず重視するのがお勧めです。

質の良いダウンタイムを取っていきましょう。

ダウンタイムのとりかたについてはこちらの記事で、目を閉じる、好きなことに没頭する等、セルフケアのことをいくつか書きました。

疲れやすいHSP・HSCの「疲れの取り方」:ダウンタイム(休息時間)
刺激にとても敏感で疲れやすい人たちのことをHSP(Highly Sensitive Person)と呼びます。カウンセリングセッションのお客様にHSP/HSCさんは多いですがとにかく疲れをうったえる方が多いです。人が多く、自然も...

今回は、特に回復に役立つフラワーエッセンスでのサポートについてもご紹介してみます。

NZフラワーエッセンスでの自己回復力サポート

フラワーエッセンスは、植物エネルギーの繊細で小さな刺激を体に繰り返し取り入れて、共鳴するように心身の状態を引き上げるサポートをします。

『ささいな刺激(Subtle Stimuli)に敏感である』という特徴を持つHSPさんには、そもそも似合う療法なのです。

そして、ひとりひとり異なる敏感さを持つHSP/HSCに合わせて細かな調合ができるところもとても「合う」と感じています。

ダメージ回復を重視するときにどんな風にエッセンスを選ぶかというと……

回復が必要な時のエッセンス

感情サポートのエッセンス

傷ついた感情の回復をサポートします。No.1-36の花のエッセンスを使うのですが、よく選ばれるのはその人の月星座に該当するエッセンス。

月は、0-7歳の子供、素の感情、プライベート、女性性などを表します。子供はもちろん大人でも、まず月を整えることが大事なことが多いです。

生まれた日の月の位置で自分の感情の癖が決まるという占星術の考えは、なじみのない人にはぎょっとするようなことかもしれません。でもエッセンスのご説明をすると不思議と納得感があるのです。

安全・安心感サポートのエッセンス

回復に必要なのは安心と安全の感覚。うまくリラックスする必要があります。
No.36-50、ファーンとツリーのエッセンスの中から、第1・第2チャクラに対応するエッセンスを使っていきます。

安全、境界、秩序、感情の流れ、などのテーマを持った植物たちです。現実にしっかり足を下ろし、不安で落ち着かない感情を沈めてくれます。

フラワーエッセンスで目指す状態

ダメージからの回復のために、これらのエッセンスで引き出せる状態は……

自分はここにいていい。ここにいることは安全だ。
外界から守られている。大丈夫。秩序があり安定している。
泣いても笑っても怒ってもいい。どんな感情を出しても安全だ。

こんな内側から来る感覚です。グラウンディングという『地に足がしっかりついた感覚』を感じる人もいます。「自分が自分の内側にいる感じにやっとなった」という感想を頂いたこともあります。

フラワーエッセンスは努力も意志もいらないので

フラワーエッセンスの良さはたくさんあるのですけれども、ダメージを受けて元気がないときにも取り組みやすいなと思うのは、水に入れて飲むだけというところ。

朝ごはん・おやつ・夕飯・寝る前。など、日常で水分を取るときに数滴たらす。

1本のボトルから数滴ずつ飲んでいく1か月、努力も強い意志もいりません。

ボトルは食卓にでも置きっぱなしにしてください。我が家ではゲーム好きHSC男子に合わせて『回復ポーション』と呼んで使っています。

気力が落ちている時こそ、こういったサポートアイテムをもっと身近に活用してもらえたらなと思います。

HSCの子の実例については、よかったらこちらもご参照ください。

敏感で疲れやすい子HSCのフラワーエッセンス実例
ひといちばい敏感な子、HSCには、心の奥に繊細な刺激を与えるフラワーエッセンスがよく合います。 NZフラワーエッセンスなら、FERNやTREEシリーズを勧めたいと書きましたが。 具体的にどうなるのかわかるといいなと思いまして...

 

 

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