HSPの生みの親であり、今も研究を続けている
エレイン・アーロン博士のHSPに関する本の
改訂新訳版が発売になりました。
発売と同時にAmazonでは売り切れているので、
待っていた方も多いのかもしれません。
今回の改訂ポイントは40ページの「まえがき2020」によれば3つ。
- 飛躍的に進歩した科学研究についての情報提供(まえがき内)
- HSPの定義DOESについての解説(まえがき内)
- 9章の「医療・薬・HSP」の追加
DOESに関して言えば、
著者のHSCについての本「ひといちばい敏感な子」の巻末など
いろいろなところですでに紹介されていますが
ちょっと短い表現に変わっているのでご紹介します。
D(Depth of Processing) 処理の深さ
O(Overstimulation) 刺激に過敏
E(Emotional Reactivity) 情緒的反応 (ただしEmpathy共感も含む)
S(Sensing the Suble) 些細なことにも気づく
日本語だとそれほど変わらないのですけれどもね。
例えばEは英語だと以前は
being both Emotionally reacitve generally and having high Empathy in particular
のEだったのです。
もうどこがEなんだかわからない!
というぐらい長かったのです。
HSPであるアーロンさんのこだわり・精密さを
求める感覚なのだと思うのですよね。
ざっくりわかりやすくよりも
丁寧に細かくになりがちな
HSPのDとSの部分を感じます。
でもやっぱり、時を経てわかりやすく編集されたのかなぁと。
今回のはしっかりとEが頭文字になった
Emotional Reacitivity
情緒的・感情的に反応しやすいこととわかりやすくなりました。
なんていうことを考えながら見ていると
ちっとも読み進まないのですが。
改訂前の文庫本は何度か読んでいるし
HSPメッセンジャー講座ではテキストのひとつとして使われていた
まさに基本でありベースとなる本。
改めて新訳を読みながら復習していきます!