HSPは敏感なので、
何かと「それはきつい」「これ以上は無理」と思ってしまうことがあります。
敏感すぎて自分でも嫌になることもありますが、
持って生まれた気質とはうまく付き合っていきたいですよね。
そのためには、苦手なことを上手に避けること。
完全に避けることはできないし必要もないですが
「HSPが苦手なこと」を意識しておくと、
過剰な刺激を受け取る前にさけることができるはずです。
そして
苦手な刺激を今までよりさけることで心身ダメージが回復すれば
過敏すぎる状態からは脱することができます。
少しの工夫で、大きな安心を手に入れられるとわかれば
やる気も湧いてきますよね。
苦手な刺激をゼロにはできないし、する必要もない
まずその前に、
「ストレス性の苦手な刺激をゼロにする」は
求めなくて大丈夫なことが前提です。
一時的に回復のために刺激ゼロのダウンタイムが必要なことはあっても、
HSPがいつでもどこでもつらい気持ちで生きているわけではありません。
適度な刺激は誰にでも必要。HSPでもそれは変わらず。
ただキャパオーバーになるのがほかの人より早いので、
少し気を付けなくてはいけないだけなんです。
自分にとって心地よいレベルの刺激を楽しみつつ、
自分の限界もきっちり察知して、
過度な神経的刺激からは自分を守っていきましょう。
HSPが苦手な刺激を知っておきましょう
HSPにとってきつい刺激は、一般的に「強いもの」だと思われています。
大声や酷い匂い、怒っている人や強く要求されること、たくさんの人ごみ。などなど。
確かにその通り。
ただ、HSPが苦手な特徴はあと3つあります。
1.自分にとって新しいタイプの刺激
2.要素が2つ以上絡み合った複雑な刺激
3.それほど強くなくても長く続く刺激
こういう特徴が重なると、いつも以上にきつく感じます。
自分でも「このくらいは大丈夫かな~」なんて思っていたのに
家に帰ってぐったりしてしまったなんていうときは
新しくて、複雑さがあり、少し時間が長かったのかもしれません。
対応するには?
というわけで、
苦手な刺激からとある程度付き合わなくてはならない状況にいるならば
この新しさ・複雑さ・長さを減らせないか工夫できるとよいはずです。
など、ちょっとしたことですね。
ちょっとしたことにダメージを受けがちなHSPには、
ちょっとした対処も大きな価値があったりします。
ストレス性の刺激を少しずつ避けつつ、元気に過ごしていきましょう!