HSP基礎ケア講座をリクエスト開催しました。
HSPについての基本を踏まえつつ、「過敏さを落ち着かせて心地よく生きるためのセルフケア」をお伝えしています。
HSPについて基本的なことは分かってきた。
やればいいことを聞いたりもしてなるほどとも思う。
でも
どういう部分をどうケアすればいいのか
ちゃんと理解できている気がしなくて
実際にセルフケアに対して気が乗らない。
と言ったお話を聴かせていただいての開催で、
今のHSPを取り巻く状況ってまさにそれだ!と感じて張り切りました。
HSPが取り組むべきは「刺激が過剰になってしまうこと」。
講座ではHSPの4つの特徴(D.O.E.S)というベーシックなところから
あらためて説明しています。
深く処理する、刺激を過剰に受けやすい、感情反応や共感力が高い、些細なことにも気づく
の4つ。
基本的にネガティブでもポジティブでもない特徴なので
治すとかなくすとか考えず、この生まれ持った性質をうまく使っていくのが基本なのです。
が、その中でも「O:過剰に刺激を受けやすい」だけはやっぱり、
ネガティブに傾きやすいんですよね。
刺激レベル・ストレスレベルって、「ちょうどいいレベル」が人それぞれにあります。
HSPに必要な刺激レベルは他の人よりも低いので、
強い刺激、長引く刺激などですぐに刺激過剰になってしまいます。
特に現代生活・都会生活ではつらい、疲れる、休みたくなることが多いのです。
そこで、刺激が過剰になってしまうことに対するケアをする。
⓪刺激を避ける
①自分のタイプを知って、ケアする
②自分の状態に気づいて、ケアする
の3つに分けて(刺激を避けるのは基本過ぎるのでおまけ程度ですが)
じっくりお話したり、体験談をシェアしたりしながら進めています。
やることは単純。納得して腑に落ちれば、取り組める
この講座の内容を準備しながら少し心配していたことがあります。
「やるべきワークはかなり単純なこと。実際に『聞いてよかった。やってみよう』って
思ってもらえるかな??」という点。
「え、これがほんとに効くの?」
「続けることでどれだけ変わるの?」って
思ってしまうかなーというところです。
でも実際講座を開いてみていて、そのあたりはうまくお伝えできてる手応えがつかめてきました。
なんでこのワークをするのか。
HSPにとって何が重要なのか。
いくつかのワークの中で自分に大切なのはどれか。
などが伝わってくると、納得感・腑に落ち感が得られるんですね。
実際に続けてみることで楽になることが納得できれば
地道なワークも期待を持って取り組めますよね。
最近いつも書いているのですが、HSPに必要なのは「ポジティブで繊細な刺激」。
これをコツコツ繰り返していくことで、ぐーーーーっと変われる才能があるのです。
小さな刺激を、まずは1カ月。良いと思ったら続けてみて。
各講座でお伝えしているワークなどは、1日1回として1か月続けてみてもらえたら
「変わってきた」という手ごたえは感じられると思います。
「いいな」と思ったらまた1カ月、続けていって3カ月。
と習慣にできるとね、気づいたときには状態が安定して、ちょっとやちょっとの刺激では過剰にならないような柔軟性が育ってくると思います!