植物療法・フィトセラピーって聞いたことがありますか?
生命力豊かな植物のエネルギーを使う自然療法のことです。
花や樹木の生命エネルギーを使って、私たち自身のエネルギーも高める。
と言うとなんだかすごそうですね。
でも、植物療法は身近なところにもあるのです。
例えばカモミールティーやラベンダーオイルなど。食料品店や雑貨屋さんなどで気軽に買えるようになったハーブやアロマも、自然治癒力を高めてくれる”セラピー”の一種です。
一方で、植物由来でもビタミン剤などは植物セラピーとは呼ばれません。
[jin-iconbox10]有効成分抽出ではなく
ひとつの植物と丸ごとホリスティックに関わる[/jin-iconbox10]
のが植物セラピーの特徴だからです。
気軽に気持ちよく、しかし意外とまるごと自分を癒してくれる植物セラピー。
たくさんありますが、大きく3つの特徴があります。やりやすいところから取り入れていきましょう!
1.生きている植物と直接関わる
最も基本的な関わり方です。
山や森の中を散策する森林浴。また自分で植物を育てる園芸。
多くは趣味の範囲に含まれますが、園芸療法という言葉もあるようにセラピー目的で植物と関わることもあります。
芝生の上を素足で歩くアーシング(地球とつながる)なども含まれます。
花屋さんを覗いてきれいな花々から気に入ったものを選ぶだけでも癒されますね。
生きている植物と直接関わることは、それだけで人を癒し笑顔にしてくれます。
2.植物の成分を丸ごと取り込む
特定の有効成分だけでなくて花や葉などを丸ごと取り入れる健康療法なら全て植物療法です。
薬用植物をお茶や料理に使うハーブ療法。
マッサージや蒸気浴で成分を体に浸透させるメディカルアロマセラピー。
『癒される』という感覚に加えて、植物の成分の働きで身体の調子が整う健康法として親しまれていますね。
アロマを焚く・ハーブティーを飲むことは、
健康目的だけでなく楽しみ・リラックスという心理的な活用も含まれます。
あまり構えず、毎日の生活にさりげなく取り入れていきましょう。
また専門家による調合やセラピストのケアを受けると
自分で楽しむのとは違う、もっと深くホリスティックな効果を感じられます。
3.植物の生命力・エネルギーを活用する
3つ目のまだ目新しいタイプの植物セラピーは
有効成分ではなく『生命エネルギーそのもの』を使うタイプです。
例えばアロマセラピーの中でも、サトルアロマと呼ばれるものがこれに当たります。
サトル(Subtle)とは微細な・繊細な感覚を表す言葉。
嗅覚を通じて大脳に電気信号として香りの情報が伝わる経路を使います。
ダイレクトに植物からのメッセージを受け取ると考えるといいかもしれません。
また、徐々に人気が出てきたフラワーエッセンス(フラワーレメディ)もこのタイプ。太陽と水の力で引き出した植物エネルギーを使います。
このタイプのセラピーは、より心への働きが大きいのが特徴。
まず心を整えることで、ホリスティックに心身を整える自然療法です。
心身の回復ができることで人気が高まっていますが、
お薬とは違うので『~の症状だから、これで治す』という治療効果はありません。
あくまでもホリスティック療法。
医師の診断、薬剤師の指導の代わりになるものではないことだけご注意を!
まとめ
植物セラピーの3タイプ、それぞれに良い面があります。
- 生きている植物とダイレクトに関わる
- 植物の有効成分を丸ごとホリスティックに摂取する
- 植物の生命力・エネルギーの力をもらう
自然に触れると心身が回復すると分かってはいても、都会生活ではなかなか難しいものです。
各種植物セラピーでは、都会にいながら自然の力に触れられます。
人間を健やかな状態に戻してくれる・引き上げてくれる頼もしい存在です。
[jin-iconbox02]忙しい日々の暮らしをアロマやハーブで整えながら、悩み事に関してはフラワーエッセンスを使って自分と向き合いながら癒していく。そして時間のある時はアウトドアに出て木々に触れたり花の世話をして、全身で自然の力を受け取る。[/jin-iconbox02]
そんな植物セラピーのある暮らしをぜひ体験してくださいね。