ひといちばい敏感な子、HSCには、心の奥に繊細な刺激を与えるフラワーエッセンスがよく合います。
NZフラワーエッセンスなら、FERNやTREEシリーズを勧めたいと書きましたが。
具体的にどうなるのかわかるといいなと思いまして。
今回は、我が家の息子(HSC)へのフラワーエッセンス活用事例をシェアしますね。
フラワーエッセンスへの反応のしかたや経過は一人ひとり異なりますが、
何かと敏感で繊細な心を持つHSCや不登校・登校渋りなど
お子さんのことでお困りの方の参考になればと思います。
HSCで不登校中の小学生のフラワーエッセンス事例
うちの息子は、心理学的に言うHSC(Highly Sensitive Child)。5人に1人程度の敏感なタイプの子どもです。
そのHSC気質の影響もあるのか、近年どんどん増え続けているという不登校男子小学生でもあります。
フラワーエッセンス前の状態
フラワーエッセンスを摂る前のこの春には、息子は不登校になりたての頃よりずいぶん落ち着いていました。
みんなと同じことができない罪悪感からの自己否定が薄くなり、個別級にも週2回通えている日々でした。
でも学校や教室が苦手なせいなのか、学習することや繰り返し練習することに強く拒否感があることが課題でした。人に対する警戒心も強く、周りに馴染もうとしないところもありました。
フラワーエッセンス直後の変化と好転反応
そこでまず、学習へのやる気や全体的な前向き感が出てくるようにと選んだニュージーランドフラワーエッセンスで、1か月分のブレンドボトルを構成。
摂り始めて数日で、変化が感じられました。
何がどうとは難しいのですが、母から見て、いつになく機嫌がいいのです。
個別指導級の先生方からも「最近いい感じですね。やる気が出てきましたね」とさっそく言われました。
しかし、同時に、急に音声チックが出はじめました。
チックとは、筋肉の不随意的、突発的、反復性の急速な運動や発声。
まばたき、くび曲げ、肩すくめ、顔しかめなどを単純性運動性チック、咳払い、鼻をくんくんさせる、叫ぶなどを単純性音声チックといいます。
息子の場合、ふん、う、ううん!
というような、ため息のような咳のような唸り声を出すのです。
以前にも目をぱちぱちするまばたきチックになったことがあり、体質・神経的にチックが出やすい子だと言われています。
短期的なものなら医療的治療が必要なものではなく、やがて自然に消えていきます。ストレスがかかると出やすいともいうのですが、今回環境的に特に変化はありませんでした。
好転反応の見立て方と対応
自然療法セラピストとして、私の見立ては、
[jin-iconbox06]全体の調子は上向き。心身が整い始めている。この音声チックは好転反応で、一本飲み終わる頃には無くなるだろうから見守りたい。
でもちょっと苦しそうなら、いったん休んでみるのもありかもしれない。[/jin-iconbox06]
というものでした。
自然療法における好転反応は、滞ったエネルギーを浄化する反応。心身の回復が起こるときに付随する一時的な症状です。
セラピストとしては冷静に好転反応だと判断しつつ、でも母親としてはちょっと心配、というところでした。
なぜ好転反応を見守る判断ができたか?
三つの安心ポイントがありました。
- 症状についての知識 チック症状は以前にも出たもの。この『過去に出たものの一時的再現』は好転反応でよくあること。また、チック症状自体が基本的に治療対象ではなく見守りが基本対応であること。
- 心身全体としての方向性 自然療法による変化でいちばん大事なのは、心身全体としていい方向に向かっているかという見立て。私だけでなく周りからの評価としても『機嫌の良さ』『やる気の向上』がみられていた。
- 本人の内面的な感覚 これが一番大事ですが、本人が好転反応で苦しくないかを確認。今回は、本人の感覚的には不快感がなかった(「うるさい」「やめて」ときょうだいに言われるのは嫌だった様子)
心配ない症状であること、全体として上向きなこと、本人がつらすぎないこと。
この3つがそろっていれば、好転反応はやがておさまるので見守ります。
特に、症状に関しては慎重に。
私は医療系国家資格などを持っていないので、心身の診断をすることはできません。
今回は保護者としてどのタイミングで医療機関に相談するか判断できますが、セラピストとして相談に乗る場合は必ず「心配な症状は、医療機関に相談を」とお願いしています。副作用はないのですが、エッセンスとは関係なく病気の兆候かもしれませんからね。
ひとりで偏らないように専門家に相談する
そして更なる安心ポイントとして、専門家に相談することがあります。
私自身、このニュージーランドのエッセンスへの経験がまだ浅かったので、師匠の美奈子先生に相談させていただきました。
好転反応の見立てで間違いなさそう。続けてOKそうだけど、不安があれば休憩もあり。
とのお墨付きを頂いてほっと一安心。
さらに、和らげるための浄化エッセンスを提案していただき、それを追加して使用続行。
やはり、こういう時に相談できる相手がいるのは大事だなぁと実感しました。
頭では冷静なつもりでも、子どものこととなるとちょっと冷静でいられない母親の性もあったのです。
ひとりで頭の中だけで処理せず、状況を整理して書き出し報告したことで自分もおちつき、そして客観的な意見をいただくことでかなり安心できました。
フラワーエッセンスは、セルフケアでも使えるように作られています。でも初心者の方であればあるほど、なにかとわからなくて不安になるかもしれません。
特に私が活用しているニュージーランドフラワーエッセンスは、定番のバッチフラワーよりも深く刺激が起こるのが魅力であり、反応が早いとお客様とのやり取りでも感じています。
セラピストと相談しながら摂っていくと、疑問があるときにサポートが得られる安心感もあると思います。
原則的には、フラワーエッセンスでは好転反応は出にくいですけどね。
HSC不登校小学生、その後の様子
チックは、1か月経つうちに落ち着いていきました。好転反応という予想通りでもあり、そもそもチック症状自体が一般的に1-2か月で消えるものです。
そして、ぐんと機嫌がよくなっていく感じが続いていました。
2本目以降のフラワーエッセンスと好転反応
2カ月目となる2本目は、占星術の視点を強めて彼自身の資質を整えるものを選び、3本目以降はHSCにオススメのFERNやTREEを中心にと徐々に切り替えていきました。
音声チックは、いつの間にか消えていました。
数か月フラワーエッセンスを摂取して、息子はその後も穏やかに変化を続けています。
音声チックなどの好転反応が起きたのは、1本目のときだけでした。
その後の息子は……
息子の数か月の変化をまとめると、こんな感じになります。
- 学習・練習への拒否感がなくなった
○ 毎日、漢字や計算に取り組むようになった
○ キャッチボールや縄跳びを練習し、苦手意識を克服した - 行動的・活動的になった
○ 弟や友達と放課後に公園で遊ぶようになった
○ 学校の夏休みプールに通った
○ フリースクールにも通いはじめた
毎日見ていると忘れてしまいますが、今書いていてずいぶん元気になったと改めて思います。
普通に元気に学校に通えているお子さんからすれば「ごく普通」程度の元気さ。
でもその普通が難しいのが、HSC。普通の環境でも疲れやすいのです。
そして、普通の元気さ以外に、いわゆる「成長マインドセット」が定着してきたのがとても嬉しいです。
オレはそういうのできないからと苦手を避けていた姿勢から、自分はどんどん変わっていける・成長できるという成長を意識した姿勢へ変わってきています。
私から声掛けもしているのですが、今まではなかなか腑に落ちない様子でした。言葉だけでは変わりにくい心の部分をエッセンスでサポートされていると感じます。
そして日々の生活でお互いに楽なのは、かんしゃくが減ったこと。
嫌なことだけでなく楽しいことの後にも興奮しすぎてキーっとなってしまうHSCなのですが、その頻度が本当に減り、普段は子どもらしく緩んでいます。きょうだいげんかも減ってとても助かっています。
こんな風に、ニュージーランドフラワーエッセンスは使い始めた時から変化がはっきりしていることもありますし、深い変化の兆しとして好転反応があることもまれにあります。
逆に「なんとなくいい感じはあるがはっきりしない」と感じることもあるかもしれません。それでも続けるうちに自然と深く変わっています。
私自身も息子について改めて振り返ってみて、思ったよりも大きく変化・成長していたことに気づきました。
HSCの敏感さが消えるわけではなくても、敏感なまま元気でいることはできる。
フラワーエッセンスの助けを借りて、その実感を深めています。
HSCのお子さんのエッセンスは、お母さんからのお話しで選ぶことができます。良かったら一度ご相談ください。